みなさんは黒木渚さんという女性をご存じですか?
「行列のできる法律相談所」や「今夜くらべてみました」に出演し
「日本一歌詞が暗い、美人シンガー」として注目を浴びました。
現在はソロで活動していますが、以前は「黒木渚」という名前でバンド活動していたようです。
2012年に発売したデビューシングル「あたしの心臓あげる」は九州地区のみの発売でした。
しかしオリコンインディーズチャートTOP20に10週連続でランクインという快挙を成し遂げています。
話題になった「あたしの心臓をあげる」を是非聞いてみてください。
曲名もですが、歌詞や音楽がとても独創的で印象に残りますね。
今回はそんな黒木渚さんのバンドや経歴について、また文学的歌詞の魅力について紹介します。
黒木渚のプロフィール!
名前:黒木 渚(くろき なぎさ)
生年月日:1986年4月19日
年齢:31歳
出身地:宮崎県日向市
身長:170cm
学歴:福岡大学大学院人文科学研究科
職業:シンガーソングライター
ジャンル:J-POP・ロック
活動:2010年~
黒木渚はバンド名?
「黒木渚」とは2013年10月まで活動していたバンドの名前でもありました。
バンド結成時にプロを目指し、きちんとしたバンド名を付けるため候補をいくつか考えたようです。
しかし他のバンドメンバーが、彼女自身の名前でもある「黒木渚」が良いという意見でした。
そのため当時のギター・ボーカルを務めていた黒木渚さんの名前が、バンド名となりました。
メンバーの名前がバンド名になっているグループは他にはないですよね。
変わったバンド名だからこそ印象に残ります。
歌詞が文学的で魅力!
黒木渚さんの作詞する歌がとても文学的で魅力があると言われています。
またラジオ番組「桑田佳祐のやさしい夜遊び」でサザンオールスターズ桑田佳祐さんが黒木渚さんの歌を聞かれました。
すると「歌詞が良い!現代でこんな歌詞書ける奴いるの?」と黒木渚さんの「はさみ」の歌詞が素晴らしいと絶賛しています。
実際に桑田佳祐さんが絶賛した「はさみ」をお聞きください。
いかがでしょうか?
この「はさみ」は「文学的歌詞」の代表とも言われています。
「交差する2本の刃が真ん中できつく抱き合えば
暗闇でさえも切り裂ける 美しいひとつのはさみになる」
本当に特徴的で文学的な歌詞ですね。
異色の経歴?
黒木渚さんは宮崎県宮崎第一中学高等学校を卒業。
全寮制のとても厳しい学校のようですね。
そして高校卒業業後は福岡大学人文学部に進学されました。
福岡大学で出会った教授の影響で黒木渚さんは文学研究にはまり、福岡大学大学院人文科学研究科英語学英米文学専攻に進学。
近代英米文学のポストモダン文学を研究をし、当時は大学教授になることを目指していました。
しかし大学教授になるための条件には留学経験が必要不可欠でした。
そのため黒木渚さんは金銭面の理由で夢を断念されたようです。
また大学教授以外にも、演劇の道を考えていましたが「自分の中の衝動を表すには音楽が最適」と考え音楽活動を開始。
その後、軽音研究部に所属し独学でギターを学びはじめました。
そしてライブハウスで弾き語りをはじめ2010年にバンド「黒木渚」を結成。
福岡大学卒業後もバンド活動を続けるため、給料の安定した地方公務員の試験を受験しました。
しかし黒木渚さんは大学教授になる予定だったので、公務員試験の勉強はしていませんでしたが、わずが1か月の勉強で無事地方公務員の試験に合格したようです。
地方公務員の試験はとても難しいと聞きますが、やはり大学教授になれる程の方なので、黒木渚さんはとても頭が良いのでしょうね。
そして黒木渚さんは、福岡県内の市役所財政課に配属され地方公務員として勤務していました。
しかしバンド活動が市役所側に知られてしまい、上司から自重するようにと求められたのをきっかけに1年で退職。
音楽活動に専念されました。
黒木渚さんのその後の活動を紹介します。
2012年12月 デビューシングル「あたしの心臓をあげる」リリース
2013年3月 1stミニアルバム「黒キ渚」リリース
2013年10月 2ndシングル「はさみ」リリース
2013年10月 「黒木渚」解散。自分の楽曲イメージにバンド演奏が付いて来れていない為。
2014年4月 ソロ活動開始。初アルバム「標本箱」リリース
2014年5.6月 初ワンマンツアー「革命がえし」開催
2015年1月 3rdシングル「虎視眈々と淡々と」リリース
2015年3~5月 ワンマンツアー「虎視耽々と淡々と」開催
2015年6月 4thシングル「君が私をダメにする」リリース
2015年10月 2ndアルバム「自由律」リリース
2015年11月~2016年1月 ワンマンツアー2015「自由律」開催
2016年4月6日 5thシングル「ふざけんな世界、ふざけろよ」リリース
2016年8月22日 咽頭ジストニア治療のため音楽活動休止
2017年9月20日 6thシングル「解放区への旅」リリース
1年1か月ぶりに音楽活動を再開。
2017年9月24日 東京・TSUTAYA O-EASTでワンマンライブ開催。
音楽活動再開後の初公演となりました。
まとめ
いかがでしょうか?
今回は黒木渚さんについて紹介しました。
大学教授なる予定だったり、市役所で勤務されたりと本当に異色の経歴でしたね。
このような経験をされて来たからこそ文学的で独創的な歌詞が生まれるのかもしれません。
これからも黒木渚さんから目が離せませんね。
活躍を楽しみにしています。