寒い季節になると街中にはマスク姿の人が増えてきます。
ほとんどの人が風邪やインフルエンザの感染予防のためだ考えていることでしょう。
マスクさえしていれば、風邪やインフルエンザを移されることはないと思っていませんか?
マスク着用の本当の意味を知っている人は少なく、実はあなたも大きな誤解をしているかもしれませんよ。
いったいマスクは本当にあなたをインフルエンザから守ってくれるのか⁉
答えを知りたい人は次に進んでみましょう!
インフルエンザ予防にマスクは有効か?
厚生労働省がインフルエンザ予防にマスクは推奨していないとの見解を表明していることをご存知でしょうか?
詳しくは『感染拡大を防ぐのに有効だが、自分を守る手段としては推奨していない』と発表しているのです。
つまり自分がインフルエンザに感染している時のマスク着用は他の人に移さない目的には有効だが、
感染者からのウイルス侵入は防ぐことができないということです。
マスク着用でウイルスを吸い込む危険を低減させることはできても、100%阻止はできません。
防毒マスクのようなタイプのものでなければ完全に防ぐことは難しく、市販されている普通のマスクでは予防効果はあまり無いのです。
予防効果がある8つの予防法
インフルエンザ予防はできないのでしょうか?
いえいえ、マスク着用だけが予防だと勘違いしていませんか?
大切なのはマスクではなく予防効果のある方法はたくさんありますよ。
1. 外出後の手洗い、うがいを徹底する
帰宅後習慣にしている人も多いでしょう。飛沫感染や接触感染の可能性があるので、
ウイルスを落とすことはとても大事ですね。
2.予防接種をうける
予防接種に関しては賛否両論ありますが、
一般的に感染後インフルエンザ脳症などの合併症や重篤化を予防できると言われています。
3.流行時は人込みを避ける
人が多い場所はウイルスを持った患者がいるかもしれないし、
飛沫感染や接触感染の危険性が高いので避けることが無難です。
4.部屋の湿度を保つ
インフルエンザウイルスA型は平均湿度が50%以下になると流行しやすくなると報告されています。
湿度を50~60%に保ち、ウイルスの力を弱めましょう。
発症予防には免疫アップが効果的!
例えば同じ場所に患者がいたとしても、感染して発症する人としない人がいますよね?
その差は何かと言えばズバリ免疫力なのです!
免疫力があればウイルスが侵入してきても、症状が出る前にやっつけてくれるわけですね。
インフルエンザウイルスの外からの侵入予防も大切ですが、自分の免疫力を高めることも必要です。
では免疫力を上げる方法はどういうものかを説明します。
5.体温を上げる
体温が1度下がると免疫力は30%低下し、1度上がると一時的になんと最大5~6倍アップします!
寒い季節にはやるインフルエンザですが、意識して体を温めましょう。
6.免疫力を上げる食事
・腸内環境整える
免疫細胞の約70%は腸に存在するそうです!
善玉菌含む食材のヨーグルトや納豆・みそなどの発酵食材を摂ると良いですね。
オリゴ糖は善玉菌増やすので、大豆やバナナなどもオススメですね。
・抗酸化作用のある食材
活性酸素が増えすぎると免疫力が落ちてしまうので、
ビタミンやミネラルをしっかり摂ってくださいね。
・体を温める食材
免疫力を上げるには体温を上げる食べ物を摂りたいものです。
基準は冬が旬のものを選ぶと良いですね。
また夕食を多く摂り過ぎると免疫力が下がってしまうので、
朝食をしっかり摂って夕食を少なめにする工夫もしてほしいと思います。
7.しっかり休養や睡眠をとる
自律神経が乱れると免疫力下がるので、ストレスが少ない生活を送りたいものです。
ストレスに対抗するためのホルモンが、
免疫を抑制してしまうそうなのでできるだけしっかりとした休息を取りましょう!
8.アロマの力を借りる
ストレスのない生活と言われてもむずかしいな…と思う人も多いですよね。
そんなあなたにおすすめなのがアロマの力を借りることです!
アロマの香りは心身をリラックスさせて、ストレスを緩和するので免疫力も上がります。
あなたが心地良いと思うアロマの精油を用意してみてくださいね。
お風呂に入れても良いし、お湯に数滴たらして部屋に置いておくだけで効果があります。
またティートリーという精油は抗菌作用があって、インフルエンザや風邪の予防にもなるそうですよ!
まとめ
インフルエンザ予防に本当に効果がある方法は分かりましたか?
今までマスクについて間違った知識を持っていたという人もいるかもしれませんね。
「マスクをすれば大丈夫!」
と思っていた方も多いと思いますがマスクの着用の目的は
本来「予防」ではなく「拡散防止」のようですね。
上記インフルエンザを予防する8つの方法を取り入れて
インフルエンザを予防しましょう!