今年も残すところあとわずか!
残りの日数をパーセンテージで表すと、約3%…ぐっと現実的になりますね。
平成最後の年越しとなる今年のカウントダウン、みなさんの過ごし方はお決まりですか?
今回は、東京都内からダイヤモンド富士が一望でき、同時に厄除けや初詣も楽しめちゃう
高尾山の初日の出情報について、ググッと濃縮した情報をお届けします!
高尾山の基本情報-冬の高尾山とは-
高尾山と聞くと、みなさんはどんなイメージが思い浮かびますか?
都心からアクセス良好、スニーカーでも登れる、ビアガーデン、等々…
もちろん間違いではない、のですが、真冬の高尾山を甘く見ては大変な目に遭うこと間違いなし。
ここで少し、みなさんに冬の高尾山について紹介しておきます。
高尾山は東京都八王子市に位置する、標高599mの山。
平成19年にはミシュラン三ツ星を獲得し、なんとその年間登山者数は世界一位と
世界的にも有名な山なんです。
そんな高尾山ですが、12月から1月の山頂付近の気温は、平均で-1℃~2℃と、非常に寒くなります。
東京都に位置しているとはいえ、標高600m近くの山ですからそれなりに寒くなることは想像できますよね。
また、朝晩は本当に冷え込みますから、霜が降りることや、
時には雪がちらつくことも考えられます。
そのようなことが十分に考えられることを想定して、冬の高尾山を楽しんでくださいね。
気になる混雑状況、入場規制は?
高尾山頂からは、晴れた日には富士山が一望できることから、
都内でも有数の初日の出を迎える素晴らしいスポットとなっています。
なんと高尾山は、関東の富士見100景に選定されているんです。
ましてや平成最後の初日の出にはダイヤモンド富士を観たい、
という方も多いのではないかと予想されます。
初日の出の時刻:平成31年1月1日 06:47頃
高尾山の日の出は、もちろん山頂から望むのがおすすめです。
高尾山頂へのアクセス方法は以下の3つ。
- 全て登山
- ケーブルカー~山頂
- リフト~山頂
全て登山をされる方、この日は全6号路のうち、1号路のみが解放されており、
慣れている方であれば通常1時間程度で登山出来てしまうイージーなコースですが、
混雑状況から約90分~120分くらいは見込んでおいた方が良いかもしれません。
加えて、12月31日~1月1日のケーブルカーおよびリフトの運行状況は以下の通り。
ケーブルカー
12月31日8:00~1月1日18:00
往復 大人(中学生以上)930円、小児460円
片道 大人480円、小児240円
所要時間:約6分
リフト
1月1日5:00~1月1日17:30
往復 大人(中学生以上)930円、小児460円
片道 大人480円、小児240円
所要時間:約12分
日の出の時間を考慮し、早朝5時頃から利用するのであれば、
特段どちらでも変わらないかとは思います。
しかし、リフトの降車場はケーブルカーより急な坂の下にあるため、
降りてから山頂まで少し時間がかかってしまうところが若干難点でしょうか。
その分、自然を感じることが出来るのは魅力ですね。
ちなみにケーブルカーの勾配は31度18分でケーブルカーの線路では日本一の急勾配となっています。
「じゃあ、朝5時くらいに高尾山の麓に行って山頂に登れば初日の出が見れるね!」
いえいえ、そんな甘くはありません。
年間登山者数世界一の山ですから、イベント時には大変な混雑が予想されます。
ここからは、筆者が実際に数年前に初日の出へ訪れた際の体験談を記します。
午前0時を迎えたあたりに京王高尾山口駅で友人達と合流。
この時点で周囲はすでに若干の人混み。
その後、ケーブルカーにて途中の高尾山駅まで登り、薬王院を目指し登山を開始。
ケーブルカーはそこまで待ちませんでした。
途中、軽食を取ったり呑気に歩いていると、薬王院への入り口となる階段前で
「あと5分後にこちらの階段をしめるので山頂には登れなくなります」との
アナウンスが!慌てて階段を上り、無事に山頂まで辿り着くことはできましたが、
その時点で時刻はまだ2時前…この時点で規制がかかる程の人が押し寄せた、ということです。
入場規制に関しては、必ず行うとの告知はしていないのですが、可能性があるとの文言を
公式ホームページ上では公開しています。
http://www.takaotozan.co.jp/info/detail.php?q=info5c170c963bb2f
恐らく今年は例年以上の人になるかと予想されますので、2時前には既に入場規制が
かかっている可能性も大いに考えられるでしょう。
その代わり、入場規制内に無事登頂することが出来ると、
山頂では十分なスペースを持って初日の出を待ち望むことができます!
どうにか頑張って規制前に山頂に到達していたいですよね!
服装や持ち物は?トイレ情報も!
それでは、気になる服装&持ち物についてご紹介します。
今回は、無事に入場規制に間に合い、山頂に到達できたことを前提に進めます。
まずは、防寒対策は万全にしてください!!これに尽きます!
ヒー○テックはもちろん、モコモコ靴下に、手袋は必須です。
筆者が実際に訪れた際には、スキーウェアを着ている方も散見されましたよ。
大は小を兼ねる、年明け早々風邪を引いてしまっては幸先が悪いので、
出来る限りの厚着をしていかれることを強くおすすめします。
また、靴ですが、この時期は霜が降りたり、時には雪がちらつく可能性もありますので、
歩きやすい靴で登れる高尾山だからといえど、滑りにくい靴で挑んでください。
極稀に、ヒールで登山されている女性を見かけることがありますが、絶対にやめてください。
舗装されているとはいえ、山です。誤って滑り落ちてしまった方の話を何度も聞きます。
レスキュー隊の方にも大変な迷惑がかかってしまいますので、自分の身は自分で守る。
安全な靴で挑んでくださいね。
持ち物に関しては、カイロ、レジャーシート、飲物は必須です。
冬なので乾燥しているため意外にも喉が渇きますよ。
軽い水筒などに温かいお茶なんかを入れていくととっても重宝します。
あとは、日の出まで待ち時間が長いので、軽食やスナック、軽いお酒を持ってくる方もいます。
山頂付近にはテーブル席などもありますが、数に限りがあるのでレジャーシートがあると仲間内で軽い忘年会を楽しむこともできちゃいます!
(ドーナツクッションなんかあるともっと重宝しちゃうかも…)
ちなみにお手洗いは、山頂付近にあります。
入場規制がかかっていることもあり、そこまで混雑していないのであまり待たずに
利用することができますので安心ですね。
念のためティッシュは持参した方が良いかもしれません…
ちなみに、高尾山駅からも2~3か所はお手洗いがあるので、安心してくださいね!
アクセス&駐車場情報!
大晦日および元旦の高尾山へのアクセスは、間違いなく公共交通機関をお勧めします。
高尾山の最寄り駅は、京王高尾線「高尾山口駅」となります。
JRを利用する方は、JR中央線にて「高尾駅」まで行き、
そこから京王線に乗り換えて1駅となります。
ちなみに、JR高尾駅から高尾山へも徒歩で行くことは可能です。
高尾駅北口から降り、右手にセブンイレブンのある交差点を左へ曲がり、
甲州街道(国道20号)沿いに約2キロ歩くと、高尾山口駅となります。
国道を歩くコースとなりますが、東京とは思えない空の綺麗さ、星空を見ることが出来ますので、
私はこのコース意外とおすすめです。
それでは、JR中央線および京王高尾線の大晦日~元旦の運行状況を確認しましょう。
中央線(高尾~東京間) 0:00~5:00 約25分~40分間隔で運行(各駅停車)
京王線(前線)終夜運行 約40分間隔(各駅停車)
また、京王線では指定ライナーも運行予定ですので、以下をご覧ください。
https://www.keio.co.jp/news/update/news_release/news_release2018/nr181129_syuyaunten.pdf
このように、大晦日~元旦にかけては比較的夜通しダイヤが充実しており、
利用しやすい間隔で運行していることから、公共交通機関の利用をお勧めします。
マイカーでお越しになるという方は、
中央自動車道八王子JCT経由、圏央道高尾山ICから国道20号で約2キロです。
近隣の駐車場は、ざっくり2か所です。
①八王子市営高尾山麓駐車場(普通乗用車専用)
八王子市高尾町2259
昼間 8時~17時 30分/150円
入庫後12時間までは平日800円 土・日・祝1,000円
夜間 17時~8時 60分/150円
②京王高尾山駐車場(普通乗用車専用)
平日昼間 8時~17時 30分/200円 1,500円(12時間まで)
平日夜間 17時~8時 30分/150円
土日祝昼間 8時~17時 30分/250円 2,000円(12時間まで)
土日祝夜間 17時~8時 30分/150円
例年21時頃から停め難い状況になるとのことですので、時間に余裕を持って
行動されることをお勧めします。
まとめ
高尾山の薬王院ではおみくじを引けたり、登山途中には軽食を食べられたり、
有名なたこ杉を拝むことが出来たりと、パワースポットならではの楽しみ方が満載!
また高尾山麓には、「極楽湯」という温泉施設も新たに登場しました。
こちらは年中無休で8:00~23:00まで営業中ですので、
登山前、登山後など冷えた身体を温めてはいかがでしょうか?
くれぐれも登山前の入浴は、湯冷めに気を付けてくださいね♪
↓極楽湯公式ホームページ
http://www.takaosan-onsen.jp/
平成最後の年越し。
今年もいろいろな事があった年でした。みなさんはどんな2018年でしたか?
今年の漢字は「災」とマイナスイメージが強かったですが、
みなさんにとっては良い年だったことを願っています。
そして、来年もまた、良い年を迎えられるよう、こちらの記事を少しでも参考にして
頂ければ幸いです。
高尾山での年越し、みなさまにとって良い思い出になりますよう、
是非挑戦してみてくださいね!
それでは、良いお年をお迎えください。