睡蓮などの絵で有名な、印象派の画家クロード・モネは、自宅の庭をキャンパスとして、草花や木々を植えました。
そんな彼の見ていた風景を再現した場所が、高知にあるというのは意外に知られていません。
しかも「モネの庭」は、フランスより正式にその名称をいただいている、世界で唯一の場所なんですよ。
モネの庭には、見どころがいっぱい!
美しい庭や可憐な植物達、そして美味しい食べ物も。
モネの絵を見た事がないという人でも、十分に楽しめる場所になっています。
ゆっくりと庭を巡るための、楽しみ方を紹介しますね。
北川村モネの庭マルモッタンご利用案内
入場料金 一般700円 小・中学生300円
開園時間 10:00~17:00 (7~8月は9:00~16:00)
休園日 毎週火曜日
駐車場 約100台
「モネの庭」見所1、絵の風景を楽しもう
駐車場に着くと、まずどちらに向かえばいいのか迷いました(苦笑)
というのも、モネの庭は「水の庭」「光の庭」「花の庭」の3つから成っていて、駐車場を挟んだ両側に庭があるからなんです。
私が行ってみた感想としては、水の庭→光の庭→花の庭の順に、巡るのがいいかと思います。
駐車場に着いたら、まずはチケット売り場へ行きましょう。
そこから少し進むと、階段を上る道とスロープの道に分かれています。
近道としては階段の方なのですが、私は階段が苦手なのでスロープの方からゆっくりと上がって行きました。
結果的には様々な花が楽しめたので、こちらの方が良かったと思います。
モネと言えば「睡蓮」というくらいによく知られているところですが、そんな彼の愛した風景を「水の庭」では感じる事が出来ます。
所々にモネの絵が置いてあって、その位置に立つと、絵と同じ風景を楽しむ事が出来るようになっています。
季節によって違いがあるものの、またそれが味わいになっていいのではないでしょうか。
モネが咲かせたいと夢見た青い睡蓮も、6月末~10月末頃まで楽しむ事が出来ますよ。
「モネの庭」見所2、自然の森で癒されよう
水の庭から光の庭まで直接行くことも出来ますが、出来れば少し遠回りして「自然の森」を散策してみて下さい。
ここは本当に緑しかないのですが、あちこちにベンチなどもあるので、ゆっくりと自然を楽しむことが出来ます。
日ごろの疲れやストレスを癒すには、絶好の場所だと思いますよ。
私が訪れたのは雨上がりだったので、パステルカラーの新緑がとても優しく、余計に美しく感じられました。
晴れの日には、また違った良さが感じられるでしょうね。
夏は別荘地のような涼しさ、秋には紅葉の美しさという、季節それぞれの良さも満喫できるのではないかと思います。
途中、展望台に向かう横道もあります。
時間に余裕がある人は、ぜひ登ってみて下さいね。
展望台からは、太平洋を見る事も出来ますよ。
そしてたどり着いた光の庭は、風景を楽しむだけでなく、滑り台や平均台など子供たちが遊べる広場もあります。
「モネの庭」見所3、カフェでのんびり休憩
水の庭と光の庭を巡ってくると、また元の道へと戻ってきます。
今度は駐車場を横切って、反対側へ進んでみましょう。
そこにはモネの絵が展示されているギャラリーや、グッズを販売している売店があります。
そこを見るだけでも楽しいですが、どうせなら何かお腹に入れたいですよね~
二つの庭を巡るだけでも、結構な距離を歩きます。
そこで花の庭へ行く前に、カフェでのんびりしてみませんか。
「カフェ・モネの家」では、地元食材を生かしたメニューを楽しむ事が出来ます。
けれど私のおススメは、手作りパンやソフトクリームなどが楽しめる、手作り工房の方です。
手作り工房の前には、花の庭を見ながら寛げる、展望デッキがあります。
好きなパンやジュースなどを買い、そこでいただくというのがいいですね。
モネの庭がある北川村は、ゆずでも有名なところなので、それらを使ったアイスや飲み物があって、どちらもさっぱりしていておいしいです。
カフェでゆっくりした後は、花の庭でまた色とりどりの花を楽しんで下さい。
北川村 モネの庭 マルモッタン交通アクセス≫
・土佐くろしお鉄道奈半利駅より 約10分
・高知空港より 約60分
・高知自動車道 南国ICより約70分
まとめ
ゆっくりと自然を満喫しながら、一日中ぼ~っと過ごしたい場所です。
是非、癒されに行ってみて下さいね。
室戸岬にほど近い山の中なので、ここに着くまでには雄大な太平洋を楽しむ事も出来ますよ。
≪北川村 モネの庭 マルモッタン≫
電話 0887-2-1233
住所 〒781-6441
高知県安芸郡北川村野友甲1100