東峰村内にある宝珠山川と大肥川は、福岡県内でも有数のホタルの名所です。
昨年の九州北部豪雨で被災した東峰村ですが復興の第一歩として「宝珠山ほたる祭」が開催されることとなりました。
今年で31回目となる「宝珠山ほたる祭」について、アクセスや見所をご紹介していきます。
宝珠山ほたる祭2018の日時は?
2018年6月2日(土)16時~21時
入場は無料です。
祭りは16時~21時ですが、例年、ホタルの見ごろは20時過ぎになるようです。
宝珠山ほたる祭2018の会場・アクセスは?
会場:棚田親水公園(福岡県朝倉郡東峰村大字宝珠山3100)
アクセス:
・電車→JR筑前岩屋駅から徒歩20分
・車→大分道杷木ICから県道52号経由20分
・6月2日のみ限定でJR日田彦山線 添田駅~日田駅間で運行されている代行バスが1往復増便されます。 日田駅発17:20 → 筑前岩屋駅着18:06 筑前岩屋駅発20:46 → 日田駅着21:32
☆福岡市内からは電車よりも車で行くことをオススメします。
車であれば博多・天神から1時間20分ほどで行くことができます。
宝珠山ほたる祭2018の駐車場は?
宝珠山グラウンドの臨時駐車場があります(300台無料)。
親水公園駐車場はほたる祭り当日の使用はできないので注意してください。
臨時駐車場からほたる祭りの会場は距離がありますが、無料のシャトルバスが運行しているので安心です。
※シャトルバスの運行は21:30までとなります。
宝珠山ほたる祭2018のおすすめポイントは?
ホタルが鑑賞できるところはあぜ道だったり、川の近くだったりして、ぬかるんでいることも多く、夜なら特に転ぶ危険もあって危ない場所が多いですよね。
ですが宝珠村のほたるまつりは公園内で行うので、遊歩道が整備されています。しかもトイレもきちんと整備されているので小さいお子さんがいる人でも安心です。
また宝珠山ほたる祭りはホタルだけでなく夜店やイベントが充実しています。
会場では太鼓・吹奏楽団の演奏、フラダンスなどのステージイベントを催していたり、東峰村の特産品などが当たる抽選会も開催されています。
特にハーブ鶏の屋台は毎年行列ができるくらいの人気だとか。
私は18時ごろから行って、屋台で買った食べ物を夕飯にして、ステージを楽しみながらホタルの発生を待つ予定です。
最終のシャトルバスは混みそうなので少しはやめに帰ろうと考え中です。
↑イベントの時間の詳細は東峰村のホームページからチラシのダウンロードができます。
まとめ
宝珠山ホタル祭りはもともと、30年ほど前にふるさとにユーターンした二人の青年が、東峰村にホタルの舞う姿を復活させようと始めた保護運動です。
二人ではじめた活動はその後「ほたるを育てる会」として組織化し、発展していきました。ホタルが育ちやすいよう、河川清掃や餌となるカワニナの放流やほたる養殖などの地道な活動が実り、東峰村にホタルが乱舞するようになりました。
最近では福岡県内のホタルが鑑賞できる場所としてにぎわいを見せていましたが、
九州北部豪雨で清流に土砂が入り、ホタルの住む川は壊滅状態となってしまいました。
その影響で今年のホタルは発生しないか、数が少なくなるのでは、と危惧されています。
確かに甚大な被害がでた地域ですし、ホタルを鑑賞するのは厳しいかもしれません。ですがホタル祭りに行くことによって村も賑わい、復興支援にもなると思います。
しかもホタルがでてくるかどうか、わくわくしながら待っているのもなかなか風流ですよね。
ぜひ今年は復興支援も兼ねて東峰村にほたるを探しに行ってみませんか♪